お知らせ
事務局だより (148号) より転載
・今年も残すところ2週間ほどになりました。街ではあちこちでイルミネーションが輝き、社会が平和 だということがどれほどすばらしいことか、世界の中のいくつかの国をみていて実感しています。すべ ての国が平穏であってほしいと遠くから祈るばかりです。
・認定 NPO 法人更新のご報告とご支援のお願い
認定 NPO 法人化学物質過敏症支援センターは、全国の NPO 法人のうちわずか 2.6%しか認められていない「認定 NPO 法人」 として、2015 年 12 月に神奈川県から認定を受け、2020 年に続き、2 回目となる更新審査においても、厳正な審査の結果、 認定の更新が正式に認められました。
これにより、高い公益性と適正な組織運営が継続して評価された団体として、今後も認定 NPO 法人として活動を継続できることとなりましたので、ここにご報告いた します。
・認定 NPO 法人と NPO 法人の違い―― 寄附の税制優遇が受けられます
認定 NPO 法人である当センターに寄附をしていただくと、確定申告により寄附金控除(税制優遇)を受けることができます。個人の場合、寄 附金額の最大で約半額が戻る場合もあり、社会貢献をより身近な形で行っていただくことが可能です。
当センターは、化学物質による体調不良(化学物質過敏症など)の方への支援をはじめ、化学物質に依存しない社会の実現をめざした相談・ 啓発・調査活動を行っています。これらの活動は、会員の皆さまからの年会費を基盤に、多くの方からのご寄附によって成り立っています。
認定 NPO 法人としての信頼性があらためて確認された今、より多くの方に必要な支援を届けるため、活動の充実が求められています。
ぜひこの機会に、当センターの活動の継続と発展のために、寄附という形でご支援をお寄せいただけましたら幸いです。
今後も、社会の新たな課題に真摯に向き合いながら、認定 NPO 法人として公益に貢献してまいります。
・年末年始の休み 2025年12月27日(土)から2026年1月6日(火)までです。 みなさま、どうぞ よいお年を!
よろしくお願いいたします。
CS支援センター事務局

6月23日に発送しました。
厚生省研究班作成の「化学物質過敏症」カラーパンフレットを周知のためにご活用ください。
厚生省カラーパンフ.pdf (1.7MB)
〜この一冊を必要な方へ〜
厚生省研究班作成 「化学物質過敏症」パンフレット
ここに全ページカラーのパンフレットがあります。タイトルは「化 学物質過敏症」。今から 30 年ほど前、厚生省(現・厚生労働省)の 研究班が作成して全国の保健所などに配布されました。
当時、日本ではシックハウス症候群が全国的に多発して 新築やリフォームの工事後に、建物がまるで毒ガス室のよう になって人々が苦しんでいました。その中で学校や職場に 行かれない人々が続出し、その原因は建材や塗装などから 揮発する合成化学物質を呼吸とともに吸い込んだことによ るものでした。2003 年、国の規制によって、この問題はか なり落ち着きましたが、今でもなくなったわけではありませ ん。日本ではこの時初めて化学物質過敏症(CS)という病 気の概念が知られるようになりました。CS は衣食住のす べて生活全般に及び建築分野だけの問題ではありません。
冒頭のこの研究班の座長をなさっていたのが当時、北里 大学医学部長の石川哲先生でした。先生はフルブライト留 学生として渡米し、ニューヨーク大学で研鑽を積まれ、帰 国なさって、化学物質過敏症という疾患に日本で初めて警 鐘を鳴らされた医師です。在米中、レイ先生と CS の共同 研究を始められたのは、ダラスのウィリアム・レイ先生(心 臓外科医)の環境学会で石川先生が発表されたことがきっ かけでした。 帰国後はまたレイ先生からの要望で北里環境医学セン ターと 8 年にわたって共同研究をされました。しかし、こ の共同研究は実際は 20 年にわたって続いたとのことです。 レイ先生は、アメリカでは環境医学の著名な研究者で、 ケネディ大統領がダラスで凶弾に倒れたときには、銃弾摘 出手術チームのお一人として対応された医師として有名で す。また、レイ先生に関して興味深いのは心臓外科医とし て突然死の患者の解剖を重ねる中で、(日本でも事件性が 疑われるため必ず解剖されますが)心臓には問題がないこ とを不思議に思われて、あらゆる専門分野にわたって検討 された結果、最後に、化学物質過敏症にたどり着き、私 財を投じてダラスに研究病院を建設なさったのでした。
そのような中、厚生省(当時)は研究班を設置して、石川 哲先生が中心となってまとめられたのが、このカラフルなパ ンフレットです。主に、各都道府県の中心的な保健所にま とめて配布されました。その間 30 年、化学物質過敏症は、 ドイツ、アメリカ、カナダ、その他と並んで日本でも 2009 年 10 月、病名登録され保険も使えます。 学校に登校できない子どもたち、職場で働けない方など、 現在は周囲の人々の柔軟剤の臭いが大きな原因の一つで す。
パンフレットは版権の問題から、厚生労働省に問い合わ せると石川先生にご了解を得て下さいとのことですが、す でに鬼籍に入られた方です。2001 年5月、CS 支援センター の設立総会の基調講演は石川哲先生にお願いしました。 会場は議員会館も近い憲政記念会館、すべての党の国会 議員の参加と、広くマスコミに呼び掛けて開催しました。
あれから 30 年が経ちましたが、このパンフレットに込め られた思いは今なお色褪せていません。化学物質過敏症 が一人でも多くの方に正しく理解され安心して暮らせる社会 に繋がっていくことを願っています。訴えるために現在のお 住まいで行政や学校などにいらっしゃるとき、どうか資料 の中にこのパンフレットを同封して提示してください。 (事務局長 広田しのぶ)
よろしくお願いいたします。
CS支援センター事務局
ここに全ページカラーのパンフレットがあります。
タイトルは「化学物質過敏症」。
今から30 年ほど前、厚生省(現・厚生労働省)の研究班が作成して全国の保健所などに配布されました。
全12頁のカラー刷りのこのパンフレットをセンターでは1 部 300 円と送料でお分しています。
↓リンクからもダウンロードできます。
厚生省カラーパンフ.pdf (1.7MB)




